ユネスコレポート作成、市民活動支援を確認 浜松市創造都市推進会議

 創造的活動によって市民の暮らしの質や豊かさを高める「創造都市・浜松」の推進に向けた官民組織「浜松市創造都市推進会議」(会長・宮田圭介静岡文化芸術大デザイン学部長)は17日、本年度初会合を市役所で開いた。
 本年度は国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出するモニタリングレポートを作成するとともに、引き続き、市民の創造的活動を支援・発信していくことなどを確認した。
 市はユネスコの創造都市ネットワークに加盟し、4年ごとに活動内容や今後の方針などの報告を求められている。今年は加盟後2回目のレポート提出で、コロナ禍への対応なども盛り込む。
 特に創造的な23事業を「クリエイティブコア事業」に認定し、ホームページやフェイスブックなどを活用した情報発信を積極的に進める。同ネットワーク加盟の国内9自治体との連携も図る。
 会議には委員8人が出席。宮田会長は「首都圏と浜松はまだ、文化・芸術面で差がある。それを引き上げることで市を発展させたい」と話した。

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