図書館クイズに挑戦 磐田の小中一体校で催し

 磐田市加茂のながふじ学府小中一体校の学校図書館「ながふじ図書館」が開館2年目を迎え、児童生徒を対象にした「図書館クイズ」を始めた。図書館や文豪に関する問いに解答し、用紙を提出後、景品を獲得する。

図書館クイズに参加する児童ら=磐田市加茂(写真の一部を加工しています)
図書館クイズに参加する児童ら=磐田市加茂(写真の一部を加工しています)

 ながふじ図書館は豊田北部小、豊田中の小中一体型校舎内にある。公共図書館も併設し、児童生徒に加えて一般市民も本を借りられる。学校図書館が約1万6千冊、公共図書館が雑誌75種を含む約9千冊を所蔵する。
 クイズは図書館を普段利用しない層の来館を促そうと、司書らが企画した。6月上旬、解答用紙を配布。館内に問題のヒントを設け、児童生徒が休み時間に挑戦した。21日、豊田北部小2年生が用紙を提出してくじ引きで景品を受け取った。
 司書の中村かおりさん(46)は「公共図書館の書籍も置くため、児童生徒が多分野の情報に触れられるのが特徴。市民の利用も歓迎している」と話した。図書館は平日午前9時から午後4時半まで常時開放する。

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