卓球バレーで脳活性 水谷隼さんの母・万記子さんが実演会

 卓球の東京五輪金メダリスト水谷隼さんの母万記子さんによる「卓球バレー実演会」が20日、浜松市西区のデイサービス施設「脳リフレッシュサロン志都呂」で開かれた。施設利用者らが日本発祥のパラスポーツを学んだり、体験したりした。

卓球バレーを教える万記子さん(中央)=浜松市西区
卓球バレーを教える万記子さん(中央)=浜松市西区

 万記子さんは卓球バレーの医学的効用やルール、道具の使い方などを紹介した。卓球療法士の資格を取得した経緯についても語り、「年齢に関係なく、多くの人に魅力を知ってほしい」と訴えた。
 利用者は6人対6人で卓球台を挟んで座り、木製ラケットを手に協力し合って、音の鳴るピンポン球を相手コートに返球した。ラリーが続くと、会場は拍手に包まれた。
 体験した藤田栄子さん(81)は「充実した時間だった。脳の活性化にもつながったと思う」と感想を語った。

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