こども版「広報いわた」発行へ 小学生記者が校長先生を取材

 磐田市が7月中旬に発行する広報誌「こども版広報いわた」の準備を進めている。市は24日、市内32小中学校の児童生徒が各校の特色を紹介する企画の一環で、市立磐田中部小の児童を「子ども記者」に委嘱した。

吉村校長を囲んで取材する児童ら=磐田市中泉の磐田中部小
吉村校長を囲んで取材する児童ら=磐田市中泉の磐田中部小

 こども版広報いわたは、児童らに市の事業などを知ってもらおうと、2022年度に開始した事業。年2回発行する予定。学校紹介は、毎号掲載する企画で、子ども記者を各校で任命し、教員や在校生を取材し各校の魅力を紹介する。1回目は同校を掲載する。
 同日、市広報広聴・シティプロモーション課の職員が同校を訪れ、6年生6人に委嘱状やメモ帳、名刺を渡した。児童らは同校の吉村康宏校長(55)にマイクやカメラを向けインタビューした。
 6年の窪田岬玲さん(11)は「他の学校に負けないように中部小の魅力をたくさん見つけて地域の人たちに知ってもらいたい」と意気込んだ。
 こども版広報いわたは、児童らが授業で使うタブレット端末や市ホームページでデータ配布する。市役所などでは冊子も配る。
 

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