生涯学習 1200講座計画 浜松市社会教育委が初会合

 浜松市社会教育委員会は27日、2022年度の初会合を市役所で開いた。市側は各協働センターなどで開催する生涯学習事業について、22年度は21年度を上回る1200講座程度を計画していることを報告した。
 市側は同事業のうち、市民が講師となって学習の成果や知識、経験などを社会に還元する学習成果活用事業は87件を予定し、7月からはさらに2次募集を行う方針を示した。
 半分以上が新規の市民で、生涯学習の新たな担い手の育成が進んでいることについても説明した。
 21年度は1129講座を3449回開催し、計5万5083人が参加した。いずれも新型コロナの影響で開催を控えた20年度を大きく上回り、定員を制限している参加人数以外はコロナ禍前の水準に戻ってきたという。
 初会合では委員の委嘱も行い、宮崎正教育長が委員10人に委嘱書を手渡した。任期は22~24年度の3年間。

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