佐鳴湖利用ルールブック作成継続 官民協議会、透明度調査も実施へ

 静岡県や浜松市、地元自治会などでつくる佐鳴湖地域協議会(会長・下沢嶽静岡文化芸術大教授)は29日、第2期佐鳴湖水環境向上行動計画(2020~24年度)に関する第5回会合を中区の市民協働センターで開いた。22年度は佐鳴湖面利用のルールブックの作成に引き続き取り組むことなどを確認した。

第2期佐鳴湖水環境向上行動計画についての第5回会合=浜松市中区の市民協働センター
第2期佐鳴湖水環境向上行動計画についての第5回会合=浜松市中区の市民協働センター

 ルールブックは、水質保全や利活用を市民と協働で考える「佐鳴湖プラットフォーム」の創設に合わせて作成する。法律や条例に基づく規則や安全のために守ってほしいルール、マナーなどを盛り込む。21年度は関係者から意見を聴き、素案を作成した。地元などさらに多くの意見を反映させながら作成作業を進めるという。
 21年度に実施できなかった透明度と藻類種の調査については、今年4月~来年3月に月1回、湖心と拓希橋の2カ所3地点で実施し、調査結果の分析を行う。

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