全国の紙芝居師 沼津に集結 軽妙な話芸で観客魅了

 全国各地から紙芝居師が集う「ニッポン全国街頭紙芝居大会INぬまづ」(同実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が3日、沼津市の沼津仲見世商店街や新仲見世商店街などで開かれた。開催は3年ぶり。プロアマ46組の紙芝居師が軽妙な語り口で観客を引きつけた。観客の投票で決めるプロ部門の大賞には「りさちゃん」(愛知県)が輝いた。

ユニークな表現で紙芝居を披露する参加者=沼津市の沼津仲見世商店街
ユニークな表現で紙芝居を披露する参加者=沼津市の沼津仲見世商店街

 イーラde前から新仲見世商店街までの間に7会場を設置。紙芝居師たちが拍子木や太鼓などの道具も使い、オリジナルの物語や童話をユニークな表現で読み上げた。
 子どもたちが競う「紙芝居甲子園」も行われ、り~ふさん(函南町)が大賞を、紙芝居屋ぴっぴとぷりんさん(横浜市)が沼津賞を受賞した。
 三ツ沢グッチ実行委員長は「何とか開催できて良かった。次回は10回目の節目。歴代優勝者を集めたグランドチャンピオン決定戦のような大会にしたい」と話した。
 

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