作曲家鳥山さん作品 浜松発オペラと歌の公演 ゆかりの音楽家ら9月へ意気込み

 浜松市在住の作曲家鳥山妙子さんの作品だけを集めた公演「オペラ『真昼の夜想曲』&自選『歌』」(創作舞台音楽芸術の会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が9月19日、浜松市中区のアクトシティ浜松で開かれる。鳥山さんと出演者が4日、市役所を訪れ、鈴木康友市長に公演への意気込みを語った。

鈴木市長(右から2人目)に9月の公演の意気込みを語った鳥山さん(同3人目)ら=浜松市役所
鈴木市長(右から2人目)に9月の公演の意気込みを語った鳥山さん(同3人目)ら=浜松市役所

 鳥山さんが作曲を担い、2024年9月に上演予定の「第8回浜松市民オペラ」のプレイベントとして開催。同市を中心とした県内出身、在住、ゆかりの音楽家や舞踏家だけが出演する。
 「真昼の夜想曲」は市民オペラの脚本も手掛ける荒井間佐登さん作。19年に文化庁芸術祭参加公演に認められ、今回は改訂新版を上演する。自選「歌」では鳥山さんが作曲した市内の中学や高校の校歌などを披露する。
 市役所を訪れたのは鳥山さん、主演を務める柳沢利佳さん(同市出身)、第1バイオリンの椙山久美さん(同市在住)。鳥山さんは「今回の出演者は第一線で活躍する人ばかり。浜松から立派な音楽家が育っていることを多くの人に見てもらいたい」と話した。
 チケットは販売中。問い合わせは同会<電080(4300)5789>へ。

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