ブラインドサッカー 浜松拠点のFCコレチーボ静岡 中日本初Vを市長に報告

 浜松市を本拠地として活動するブラインドサッカーチーム「FCコレチーボ静岡」の斯波千秋代表や選手らが6日、市役所を訪れ、6月に開催された中日本リーグで初優勝した喜びを鈴木康友市長に報告した。

中日本リーグ優勝の喜びを鈴木市長(左から3人目)に報告したFCコレチーボ静岡の選手ら=浜松市役所
中日本リーグ優勝の喜びを鈴木市長(左から3人目)に報告したFCコレチーボ静岡の選手ら=浜松市役所

 同チームは2019年2月に県内初のブラインドサッカーチームとして誕生し、現在は視覚障害者7人と晴眼者5人の選手計12人を含む23人が所属。中日本リーグでは3チーム総当たり戦を行い、1勝1分けで並んだ山梨のチームとのPKサドンデス戦を制して初タイトルを獲得した。
 斯波代表のほかに市役所を訪れたのは瀬戸脇正勝副代表、キャプテンの中村昌之さん、副キャプテンの倉島光司さん、選手の大庭正浩さん。1勝につながるゴールを決めた中村さんは「基礎や連携に力を入れてきた。ゴールが決まり、うれしかった。練習した成果が出て良かった」と語った。斯波代表は「12月の日本選手権での予選リーグ突破とブラインドサッカーの裾野拡大を目指したい」と今後の抱負を語った。
 ブラインドサッカーは視覚障害者と晴眼者が一緒に戦う5人制競技。音が鳴るボールを使って攻防を繰り広げる。

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