出走全員「鈴木さん」 浜松オートで企画レース、圭一郎選手が勝利
出走７人全員が鈴木選手―。浜松オートレース場で８日、鈴木姓を集めたレース「鈴木選抜」が行われ、ＳＧ１１冠の鈴木圭一郎（２７）＝浜松＝が地力を発揮し、“ナンバーワンの鈴木”に輝いた。
浜松市に鈴木姓の市民が多いことに因んだ企画。鈴木姓を持つ全国のオートレース選手１３人のうち、８人が浜松に所属する。このうち、圭一郎や公営競技最年長勝利記録を持つ章夫（７５）ら浜松の４選手と、伊勢崎所属の３選手が争った。
レースはハンディ３０でスタートした１番人気の圭一郎が、中盤で先頭に立つ展開で圧勝した。実況は「鈴木セブンによる競演は残り１周」などと盛り上げ、ゴール時は「圭一郎がトップオブ鈴木」とファンを楽しませた。
今回は「新スタンドオープン記念」の最終レースとして実施。圭一郎は２０１９年２月に同場で行われた「鈴木選抜」では３位だった。ゴール後「オートレースを知ってもらう面白い企画。１番人気に応えられて良かった」と話した。
オートレースの競走車は、スズキ製エンジンが使われている。
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