防災グッズ、使い方は… 浜松・富塚西小PTAが体験型教室

 浜松市中区の富塚西小PTAは9日、夏の恒例イベント「わくわくサマーホリデー」を同校で開いた。例年は夏祭りにちなんだイベントを開催してきたが、ことしは防災をテーマに体験型の教室を展開した。

さまざまな防災グッズの説明を受ける子どもたち=浜松市立富塚西小
さまざまな防災グッズの説明を受ける子どもたち=浜松市立富塚西小

 同校の在校生や保護者ら約500人が来場した。子どもたちは段ボール製のベッドなどを並べた避難所や、煙が充満する屋内を再現したテントを体験した。防災グッズの使い方を学んだほか、調理不要のアルファ米と自衛隊によるカレーの炊き出しを試食した。
 西村寿洋PTA会長は「災害に対して何が必要か、子どもたちが自ら考え、行動できる体験につなげようと企画した」と話した。
 市危機管理課や市消防局のほか、自衛隊やホームセンターのエンチョーなどが協力した。
 (浜松総局・白本俊樹)

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