新技術、基盤整備を解説 静岡市駿河区、建設関係者ら学ぶ
静岡県新技術協会(静岡市葵区)は8日、国立研究開発法人土木研究所の西川和広前理事長(69)を講師に招き、建設業に関する研修会を同市駿河区のグランシップで開いた。
県内の土木事務所関係者ら約100人が新技術導入時に注意することやインフラメンテナンスについて理解を深めた。
西川さんは新技術導入時に開発者とユーザーの要求が異なることに触れ「新しいだけでは価値がない。目的や使い方を変えてみることで、新しい価値が生まれることがある」などと強調した。
研修会はオンラインで生配信され、全国約300人が参加した。同協会の近藤大智会長(36)は「県内の技術向上に役立ててほしい」と話した。
(社会部・天羽桜子)