五輪合宿支援に感謝 ブラジル卓球女子前監督、浜松市長訪問

 東京五輪のため浜松市で事前合宿を行ったブラジル卓球女子選手団の前監督ウーゴ・オヤマさん(53)がこのほど、同市役所を訪れ、鈴木康友市長に当時の受け入れと支援について感謝の意を伝えた。

東京五輪事前合宿の受け入れについて感謝の意を伝えるウーゴ・オヤマさん(左)=浜松市役所
東京五輪事前合宿の受け入れについて感謝の意を伝えるウーゴ・オヤマさん(左)=浜松市役所

 同選手団は2021年7月13~20日に市内に宿泊し、袋井市内で練習に取り組んだ。ウーゴさんは当時を振り返りながら「みんな優しく、選手もいい気持ちで練習できた。料理もおいしかった」と謝辞を述べ、「ブラジルの選手はメダルに届かなかったが、日本が混合ダブルスで金メダルを取ってうれしかった」とほほ笑んだ。
 現在はブラジル卓球連盟の大使を務め、袋井市のエコパスタジアムで開かれた「ブラジル人学校オリンピック大会」に参加するため来日したウーゴさん。「今後も卓球を通じて浜松と交流を図っていきたい」と話した。

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