避難所運営、最善策は 高校生がゲーム「HUG」体験 菊川
菊川市の菊川文化会館アエルで23日、「アエルこどもサマーフェスティバル」が始まった。初日は子育てサポーターぽれぽれによる防災イベント「パワフル・ジャンプきくがわ」が開かれ、高校生が避難所運営ゲームHUGを体験した。
ふじのくに防災士菊川市委員会が出前講座としてHUGを行った。小笠高、常葉大菊川高の生徒3人が避難所の配置図を囲み、持病のある人やペットを連れた人など、避難者の情報が書かれたカードを受け取り配置を考えた。中学でもHUGを体験した常葉大菊川高3年の宮城凜大さんは「次々とさまざまな条件の避難者が来て、素早く最善の方法を探すのが大変だった」と話した。このほか、同市による生活環境フェスタも行われた。サマーフェスティバルは8月14日までで、演劇公演やワークショップなどが行われる予定。