安全に電気使おう 静岡る・く・るで児童学ぶ

 中部電気保安協会は26日、8月の電気使用安全月間を前に、小学生を対象とした「キッズでんき教室」を静岡市駿河区の静岡科学館る・く・るで開いた。市内外から3~5年生と保護者ら約20人が参加し、電気の安全な使用に理解を深めた。

「うそ発見器」を回路基板から組み立てる参加者=静岡市駿河区の静岡科学館る・く・る
「うそ発見器」を回路基板から組み立てる参加者=静岡市駿河区の静岡科学館る・く・る

 児童らはコンセントについて、ぬれた手で触ると感電の恐れがあり、ほこりを被っていると発火の可能性があることなど電気の危険性を学んだ。「うそ発見器」のキットを回路基板から組み立て、二つのアルミ板の電極に指を当てて電気が通るかどうかを実験した。
 富士市立丘小4年の堀川蓮さん(9)は「電源とスイッチをリード線でつなげるのが難しかった」と振り返り、母の恵さん(42)は「理科が好きなんだと改めて実感した」と話した。

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