小笠LC解散決定 ボッチャ用具、菊川市に寄贈
菊川市の小笠ライオンズクラブ(LC)はこのほど、会員の減少を理由に解散を決めた。同日、余剰資金で購入したボッチャ用具を同市に寄贈した。
同LCは2000年に結成された。当時35人いた会員は9人にまで減少した。市役所で贈呈式が行われ、役員の和田達雄さんが長谷川寛彦市長に目録を手渡した。
寄贈品には年齢や障害の有無を問わず、多くの人が楽しめるスポーツの用具を選んだ。役員の赤堀隆治さんは「解散は寂しい限り。最後に、小笠地域だけでなく市全体の役に立てれば」と話した。同市は寄贈品を貸し出し器具として活用する予定。