交通事故の悲惨さ メッセージ伝える 浜松市東区で展示
交通事故の悲惨さや命の大切さについて考える「生命のメッセージ展」が27日、浜松市東区大島町の県トラック協会西部支部で始まった。8月2日まで。
飲酒ひき逃げや、暴走運転などによる事故で亡くなった30人の等身大パネルが並ぶ。生前の写真や使用していた靴が添えられ、遺族の悲痛な叫びがつづられたメッセージも展示した。
同協会西部支部の渡辺次彦支部長(60)は「注意する心と安全運転の技術、両面で事故を減らす支援ができれば」と話した。
パネルなどはNPO法人「いのちのミュージアム」(東京都)の協力を受けた。同協会によると、2021年の静岡県車籍の事業用トラックによる死亡事故の発生は6件(前年比1件減)だった。