未来の菊川「こんなまちにしたい」 児童が提言「こども議会」

 菊川市議会は28日、小学生が議会を体験する「こども議会」を本会議場で開いた。市内の6年生18人が「こんなまちにしたいな 未来の菊川」をテーマに、市幹部や市議の前で意見を発表した。

登壇して意見を発表する児童=菊川市議会
登壇して意見を発表する児童=菊川市議会

 子どもたちに議会や市政に関心を持ってもらうことが目的で、コロナ禍で3年ぶりの開催となった。児童はお茶や教育、防災、スポーツ、自然環境などさまざまな分野を取り上げた。議長役の児童に一礼して登壇し、各自5分程度、データや他市の事例を根拠にして堂々と提言した。
 六郷小の松島漣君は菊川を有名にしようとテーマパーク建設を提案。沼津港深海水族館を例に、小さな施設でも展示内容が充実していて全国から人が訪れるとし、「広さではなく楽しさがあれば菊川に人が来てくれる」と主張した。
 

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