命名権、ローランドDGに 静岡大情報学部のラウンジ 浜松

 静岡大は29日、ローランドDGがネーミングライツ(施設命名権)を取得した浜松市中区の浜松キャンパスの施設で、開設記念式典を開いた。情報学部2号館1階のリフレッシュスペースの名称を「Roland DG Lounge(ローランドディージーラウンジ)」とした。

ローランドDGとの契約に基づいて命名されたスペース=浜松市中区の静岡大浜松キャンパス
ローランドDGとの契約に基づいて命名されたスペース=浜松市中区の静岡大浜松キャンパス

 同社は情報学部の学生らを対象に会社の知名度を上げようと応募した。学生が講義の合間などに使う約60平方メートルのスペースに企業紹介ボードを設け、同社の業務用プリンターで装飾したテーブルを備えた。期間は2025年6月までの3年間。
 2号館前で開いた式典で同大の日詰一幸学長、同社の田部耕平社長らがテープカットを行った。田部社長は「ネーミングライツを機に静岡大と幅広い協力関係を築きたい」と述べた。
 同大は産業用ロボットのアイエイアイ(静岡市清水区)ともネーミングライツ契約を結んだ。8月から総合研究棟3階総34教室の名称を「IAIRoom(アイエイアイルーム)34」として使用する。

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