どうする地域振興 大河活用策を検討 遠州広域行政会議

 大井川以西の県中西部8市1町でつくる遠州広域行政推進会議の会合が3日、湖西市の西部地域センターで開かれた。2023年放送予定のNHK大河ドラマ「どうする家康」を生かした地域活性化策について検討し、広域連携の重要性を確認した。

NHK大河ドラマ「どうする家康」を生かした地域活性化策について意見を交わす出席者=3日午後、湖西市の西部地域センター
NHK大河ドラマ「どうする家康」を生かした地域活性化策について意見を交わす出席者=3日午後、湖西市の西部地域センター

 浜松市の観光・シティプロモーション課の担当者が、家康との関わりをPRする観光振興事業などを紹介した。同市を中心として進めている遠州の広域連携事業では、ゆかりの地を紹介するデジタルマップの制作や、デジタルスタンプラリーの開催案を説明した。
 出席者からは「ドラマ開始に間に合うように観光施設の修繕を行っている」「市内では家康を身近な存在と感じていない人も多い。まずは市内にある家康の足跡を知ってもらう必要がある」などの報告や意見があった。
 スタートアップ企業と連携した地域課題の解決も議題に挙がった。

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