文化財保護にサポーター制度 浜松市審議会

 浜松市文化財保護審議会(会長・片桐弥生静岡文化芸術大教授)は5日、本年度初会合を市役所で開いた。市は本年度事業として、文化財保護の担い手を育成する目的で「文化財サポーター制度」をスタートすることを報告した。
 同制度は高校生世代以上で文化財に関心を持つ人が自ら登録し、市の文化財保護活動にボランティアとして協力する事業。市は10月ごろから募集を開始し、12月から文化財保護に関するガイダンス講座などを開催する。
 本年度はこのほか、いずれも国指定史跡の蜆塚遺跡(中区)と二俣城跡・鳥羽山城跡(天竜区)の整備に向けた作業も継続する。

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