佐野、藤本選手 中日本新人王決勝へ 静岡市・平石ボクシングジム

 静岡市葵区の平石ボクシングジムに所属するスーパーフライ級の佐野遥渉(19)=富士宮市=、バンタム級の藤本翔大(19)=函南町=の両選手が14日、中日本新人王トーナメント決勝(愛知)に臨む。昨年プロになり初挑戦。「全日本を取って日本ランカーになる」と声をそろえる。

中日本新人王トーナメント決勝に向け練習に励む佐野(右)と藤本の両選手=静岡市葵区の平石ボクシングジム
中日本新人王トーナメント決勝に向け練習に励む佐野(右)と藤本の両選手=静岡市葵区の平石ボクシングジム

 新人王戦は中日本の優勝者が西部日本(九州ほか)と対抗戦を行い、勝者が西日本(関西)代表と戦う。勝てば西軍代表として東軍代表(東日本)との全日本決定戦に進む。
 2人は昨秋デビュー戦に臨んだが、佐野選手が引き分け、藤本選手はKO負けだった。悔しさを胸に、佐野選手は全体的な筋力アップ、藤本選手は体力強化に取り組んだ。
 中日本では佐藤選手が初戦を完勝し勢いに乗る。藤本選手は、バンタム級が2人のためプロ初勝利が代表に直結する。「3年以内の日本王者が目標。ここから全試合KO勝ちで新人王になりたい」と佐野選手。藤本選手も「間合いの長さを生かし、自分で試合をコントロールして勝つ」と意気込む。

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