プロの演奏家と一体 県民参加型ステージ 静岡で「音楽の広場」

 静岡県文化財団は7日、県民参加型の演奏会「音楽の広場2022」を静岡市駿河区のグランシップで開いた。県内各地から集結したアマチュア音楽家に加え、音楽やダンスに励む子どもたちが、プロの演奏家と一体となり、ステージを作り上げた。

プロの演奏家と一体となり、ステージを作り上げたオーケストラ=静岡市駿河区のグランシップ
プロの演奏家と一体となり、ステージを作り上げたオーケストラ=静岡市駿河区のグランシップ

 この日のために166人で結成した「音楽の広場オーケストラ」と、ジュニアオーケストラ44人などがバッハ「G線上のアリア」やヘンデル「水上の音楽」など全15曲を演奏。約1100人の観客がバイオリンやフルートなどの音の重なりを楽しんだ。
 浜松市出身で世界を舞台に活躍するピアニスト仲道郁代さんは、オーケストラと共にベートーベン「皇帝」を披露。仲道さんは「オーケストラのみなさんから音楽への愛情が感じられた。特別な思いを持って演奏した」と話した。

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