被爆者が描いた絵画30点を展示 静岡・葵区

 核兵器の廃絶などを訴える「ピースフェスティバル2022」(静岡YWCA主催)が11日、静岡市葵区のアイセル21で始まった。13日まで。戦争体験や平和の尊さを伝える絵画やタペストリーなど34点が並ぶ。

作品を鑑賞する来場者=静岡市葵区のアイセル21
作品を鑑賞する来場者=静岡市葵区のアイセル21

 原爆被害者が広島の惨状を描いた絵画30点を、原爆投下直後から病院に搬送された被爆者の様子まで時系列順に展示した。
 同YWCA会員の藤原玲子さん(64)=同市駿河区=は「私たちの平和な生活を脅かす核兵器が今なお存在している現実を伝えたい」と話した。
 13日午後1時半からは、2011年の東京電力福島第1原発事故の背景を描いたアニメ映画「ふくしま原発はじまり物語 峠」を同所で上映する。

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