地球温暖化、動物の殺処分… 静岡の専門学校生、広告で意見

 静岡デザイン専門学校(静岡市葵区)は28日まで、グラフィックデザイン科3年生の学習成果を披露する「AC公共広告 新聞広告・動画作品展示会」を同区七間町のギャラリー「デザインファーム」で開いている。

作品を紹介するギャラリーの職員=静岡市葵区七間町の「デザインファーム」
作品を紹介するギャラリーの職員=静岡市葵区七間町の「デザインファーム」

 昨年度の「ACジャパン広告学生賞」に応募した作品約80点を展示する。同賞には新聞広告部門とテレビCM部門が設けられ、テレビCM部門の作品はモニターで上映。学生は地球温暖化や動物の殺処分などの社会問題について情報収集し、それらに対する意見を、作品を通じて発信した。
 新聞広告部門で審査員特別賞を受賞した作品は、地毛の茶髪を黒く染めなければいけない校則に対して「生まれ持った個性を奪う」と批判している。
 同校教員の草ケ谷あつみさんは「社会問題に対する学生の斬新な視点を楽しんでほしい」と話した。

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