静岡県立大 小中生ら見学、学部の活動「ツアー」体験

 静岡県立大は17日、小中学生らに学内を巡ってもらう「夏休み県大ツアー」を静岡市駿河区の同大草薙キャンパスで行った。親子連れなど約40人が参加し、各学部が用意した活動を体験した。

ドローン操縦を体験する参加者=静岡市駿河区の県立大草薙キャンパス
ドローン操縦を体験する参加者=静岡市駿河区の県立大草薙キャンパス

 コロナ禍の中止を経て3年ぶりに開催した。経営情報学部では、湯瀬裕昭学部長(ICTイノベーション研究センター長)がドローンをテーマに講義を行った。ドローンの動作原理や規制の現状、ビジネスでの可能性などを解説し、自身が空撮した学内の映像を見せた。参加者は湯瀬学部長の手ほどきで、簡単な操縦を体験した。
 薬学部は模擬薬局の施設を案内しながら、指導内容を分かりやすく説明した。看護学部や図書館などもそれぞれの特色を踏まえた体験イベントや展示などを行い、小中学生に大学での学びの魅力を伝えた。見学グループごとに学生広報大使が案内役を務め、学生の目線で大学生活の楽しさを語った。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞