スマホで「広報いわた」 アプリやサイト 多言語翻訳も可

 磐田市はこのほど、毎月発行する広報紙「広報いわた」を閲覧できる専用アプリと専用ウェブサイト「広報プラス広報いわた」の配信を開始した。多言語の翻訳機能を設け、外国人を含む多くの人に広報紙をスマートフォンなどで気軽に読んでもらうことが狙い。

多言語の翻訳機能を設けた「広報プラス広報いわた」=磐田市役所
多言語の翻訳機能を設けた「広報プラス広報いわた」=磐田市役所

 英語や中国語のほか、市内に多いブラジル人やフィリピン人に向けポルトガル語やタガログ語などアプリ版は5種、ウェブ版は約100種の外国語に対応している。キーワードによる記事の検索や文章の音声読み上げ機能があるほか、過去1年分の記事も読める。
 都内の企業にアプリ開発を委託し、市広報広聴・シティプロモーション課が運営する。これまでも市ホームページで広報いわたを閲覧できる仕組みになっていたが、利便性を向上させた。市担当者は「特に紙媒体で広報紙を読まない世代や外国人に発信していきたい」と話した。
 17日配布の広報いわた8月号でアプリ版とウェブ版の配信開始を周知している。
 (磐田支局・太田達也)

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