浜松食材 パリで魅惑の一皿に シェフ意気込み、遠州織物とともにPRへ 2023年2月にイベント

 来年2月にパリで開催される遠州織物や浜松食材のPRイベント「浜松フェア」で、料理責任者を務める現地のレストラン「マルソ&コー」の料理長松下友紀さん(41)=静岡市清水区出身=が17日、浜松市役所を訪れ、鈴木康友市長に浜松の魅力発信に向けた意気込みを語った。

来年2月にパリで開催される浜松フェアで料理責任者を務める松下さん(左)=浜松市役所
来年2月にパリで開催される浜松フェアで料理責任者を務める松下さん(左)=浜松市役所

 同イベントはパリで開催される世界最大級の繊維見本市に合わせて、遠州産地振興協議会などが企画した。会場となる松下さんのレストランには遠州織物のテーブルクロスなどを施し、浜松の食材を使った料理を現地バイヤーや報道関係者に提供する。松下さんは7月下旬から一時帰国していて、浜松市内の食材を見て回り、料理のイメージを膨らませているという。
 浜松調理菓子専門学校(同市中区)の卒業生でもある松下さんは「浜松は食材が豊富で品質もいい。とても勉強になる。フェアでは全力を尽くしたい」と話した。鈴木市長は「浜松の魅力である食材と遠州織物をしっかりとPRしてほしい」と期待を寄せた。

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