水難、災害に備え救助訓練 磐田署、市消防合同

 磐田署と磐田市消防署は19日、水難事故や豪雨災害に備え、同市豊浜の福田漁港内で合同の救助訓練を行った。署員ら40人がゴムボートを活用し、救助手順を確認した。

ゴムボートを使った救助訓練に臨む署員ら=磐田市豊浜
ゴムボートを使った救助訓練に臨む署員ら=磐田市豊浜

 署員らは港内で溺れる要救助者役、ボートで助けに向かう救助者役に分かれ、海水浴中の事故を想定した訓練などを行った。救命索発射装置を使った救助訓練も実施した。
 同署によると、県内では今年、水難事故で7人が死亡している。
 中村俊弘署長は「市民、県民の被害が少しでも少なくなるよう連携を強化し、災害対応能力の向上を図っていきたい」と話した。

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