全国大会へ救助訓練披露 磐田市消防本部、4年ぶり3回目の出場

 都内で26日に開かれる全国消防救助技術大会水上の部の「溺者救助」に出場する磐田市消防本部の特別救助隊員チームが22日、市立城山中で大会に向けた訓練を草地博昭市長らに披露した。

溺者救助の訓練を披露する隊員=磐田市立城山中
溺者救助の訓練を披露する隊員=磐田市立城山中

 溺者救助は3人1組で行う種目。救助者がプールの25メートル先にいる要救助者の元まで泳いで、ロープをつないだ浮輪につかまらせ、補助者がけん引して救助する。磐田チームは県大会で優勝、関東大会で4位入賞を果たし、4年ぶり3回目の全国出場を決めた。
 隊員たちは訓練で、草地市長や寺田幹根市議会議長らが見守る中、息の合った動きを見せた。草地市長は「大会までの残り期間も訓練を積み、全力で戦ってきてほしい」とエールを送った。
 リーダーの安井大悟消防士(25)は「全国優勝を目指し、技術も連携も磨いていきたい」と意欲を示した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞