ジオラマの腕競う 浜松市中区でグランプリ開幕

 全国のジオラマ(情景模型)愛好家の作品を集めたコンテスト「第11回浜松ジオラマグランプリ」(NPO法人はままつ未来会議主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が25日、浜松市中区のザザシティ浜松西館2階で始まった。1次審査を通過した57作品を展示し、一般来場者らの投票でグランプリを決める。

個性豊かな世界観を緻密に再現した作品が並ぶ会場=浜松市中区のザザシティ浜松西館
個性豊かな世界観を緻密に再現した作品が並ぶ会場=浜松市中区のザザシティ浜松西館

 人と機械が共存する世界や、造船所の風景、浜名湖に沈められたとされる幻の戦車など、個性豊かな世界観を緻密に表現した作品が並ぶ。映画「シン・ゴジラ」で、ゴジラが暴れ回るシーンを再現した作品を応募した北海道札幌市の中山均さん(64)は「劇中のシーンと比べて見てもらいたい」と話した。
 一般来場者の投票は28日正午まで。情景作家山田卓司さんら4人の投票と、ウェブによる投票を合わせて受賞作品を決定する。
 (浜松総局・白本俊樹)

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