自転車ツーリズム 現状や課題を講演 掛川

 静岡県サイクルツーリズム協議会の第10回通常総会がこのほど、掛川市の掛川商工会議所で開かれた。総会後の研修会で同協議会の宮内忍顧問が県内のサイクルツーリズムの現状や課題について講演した。

県内のサイクルツーリズムについて話す宮内顧問=掛川市の掛川商工会議所
県内のサイクルツーリズムについて話す宮内顧問=掛川市の掛川商工会議所

 宮内顧問は県内のサイクルツーリズムの歴史や地理的特徴を語った。マウンテンバイク(MTB)コースが各地にあり、サイクルステーションなどの拠点施設が充実している現状を説明した。県全体のサイクリング地図の作成や、太平洋岸自転車道と県のモデルルート、地域のルートを連結するネットワーク化が必要と訴えた。
 総会では2022年度の事業計画を報告した。空港を拠点にしたサイクルツーリズムの普及、電動アシスト付きマウンテンバイク(E-MTB)で森を巡るツアーの商品化などに取り組む。

 

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞