地域課題、アプリで解決 浜松でハッカソン 学生や社会人開発へ

 静岡県は27日、オープンデータを活用して地域課題の解決を目指す「ハッカソン」を浜松市中区のクリエート浜松で始めた。県内の学生や社会人ら18人が4チームに分かれ、28日までアプリやサービスの開発に取り組む。

地域課題解決につながるサービスの開発に取り組む参加者=浜松市中区のクリエート浜松
地域課題解決につながるサービスの開発に取り組む参加者=浜松市中区のクリエート浜松

 ハッカソンは、プログラマーやデザイナーが短期間に集中してアプリなどの開発に取り組む作業。初日はチーム分けを行い、これまでに県や静岡大情報学部が行った「アイデアソン」で出た19案の中から、取り組むテーマを決めて意見を出し合った。特別休暇取得率や空き家率などのオープンデータを活用し、企業の農業休暇導入や、空き家利活用などにつながるサービスの開発を目指す。
 各チームは開発を進めて28日にプレゼンを行い、完成度などについて審査を受ける。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞