投票模擬体験 選挙の流れ学ぶ 静岡北特別支援学校南の丘分校 

 静岡市の駿河区選挙管理委員会事務局は30日、「選挙の出前講座」を同区の静岡北特別支援学校南の丘分校で開いた。同分校の1~3年生約50人が選挙の歴史や選挙期間の流れなどを学んだ。

模擬投票を実演する生徒=静岡市駿河区の静岡北特別支援学校南の丘分校
模擬投票を実演する生徒=静岡市駿河区の静岡北特別支援学校南の丘分校


 同事務局の梅田しおりさん(57)は若者の投票率が低い点に言及し、「選挙に参加しないと若者向けの政策がどんどん減っていく」と強調。実際の選挙で使われる記載台や投票箱で代表生徒2人に模擬投票を実演してもらい、選挙会場での流れを説明した。
 模擬投票を行った3年の中島大地さん(18)は「投票は自分の意見を言うことができるチャンス」と来春の統一地方選の投票に前向きな姿勢を見せた。同分校の川崎みどり副校長は「生徒一人一人が投票することの大切さに気づく機会になれば」と話した。

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