農山村の課題分析へ 掛川で農林環境専門職大 まちづくりや森林活動

 静岡県立農林環境専門職大(磐田市)の学生によるフィールドワークが6日、掛川市倉真地域などで始まった。2年生7人が来年3月までまちづくりや森林活動に参加し、住民と交流しながら農山村の現状と課題を分析する。

掛川市のまちづくりや農業を学ぶ学生ら=掛川市役所
掛川市のまちづくりや農業を学ぶ学生ら=掛川市役所

 フィールドワークは昨年も行われ、今年は具体的なテーマを設けた。学生が2班に分かれ、倉真地区まちづくり協議会と活動する班は里山留学体験プログラムを、認定NPO法人時ノ寿の森クラブの班では森林体験プログラムを検討する。
 初日は学生と吉村親講師が市役所を訪れ、市職員から同市のまちづくりや農業の特徴を学んだあと、倉真地域を回った。フィールドワークは計6回実施し来年3月に同大で報告会を行う。同様の活動は磐田市、森町、浜松市でも実施している。
 (掛川支局・伊藤さくら)

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