静岡県の暮らしや魅力紹介 都内で移住セミナー

 静岡県はこのほど、「まちづくり」をテーマにした移住セミナーを都内で開いた。UターンやIターンをして地域活性化に取り組む3人が静岡県での暮らしや魅力を伝えた。静岡県に関心を持つ首都圏の20~60代約20人が参加した。

静岡県での暮らしや魅力を伝える(左から)市来さん、渋谷さん、荒武さん=都内
静岡県での暮らしや魅力を伝える(左から)市来さん、渋谷さん、荒武さん=都内

 熱海市でまちづくり会社の代表を務める市来広一郎さん(43)=熱海市出身=、東京と焼津市で2拠点生活を送るウェブデザイン会社経営の渋谷太郎さん(47)=焼津市出身=、横浜市から東伊豆町に移住し、空き家を改装した宿泊施設を運営する荒武優希さん(31)が講師を務めた。
 市来さんは移住地の選択について「静岡県の西と東で地域性は全然違う。自分の暮らし方をどれだけイメージできているかが大事」と強調。渋谷さんは「焼津市では、複業人材を地元企業とマッチングさせる活動が盛んになっている」と行政の支援施策などを紹介した。
 荒武さんは「地域への尊敬の念を常に持ち、町で展開されている事業を分析することも大切」と述べた。
 (東京支社・青木功太)

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