新野球場近接地に道の駅を 浜松・新津地区自治会連、市に要望

 浜松市南区の新津地区自治会連合会(中村和則会長)などは8日、県が新野球場の整備を検討している遠州灘海浜公園篠原地区(西区)の近接地に、「道の駅」の新設を求める要望書を鈴木康友市長宛てに提出した。同連合会からの要望書提出は2021年4月に続いて2回目。

長田副市長(右)に道の駅設置を求める要望書を手渡す中村会長=浜松市役所
長田副市長(右)に道の駅設置を求める要望書を手渡す中村会長=浜松市役所

 新野球場を巡っては市と市内経済界がプロ野球が開催できる2万2千人以上の規模と、幅広いイベントが開催可能な全天候型ドームタイプの整備をそれぞれ県に要望している。要望書では「道の駅の設置は地域の交流人口の増加、にぎわいの創出において相乗効果をもたらす」などとし、具体的な調査研究に着手するよう求めた。
 中村会長らが市役所を訪れ、「浜松の魅力を全国に発信する拠点を」と長田繁喜副市長に要望書を手渡した。長田副市長は「どのように民間事業者に参画してもらい、魅力を発信するのかが重要。各部局の調査・検討を進めたい」と答えた。
 同地域への道の駅設置については、西区篠原地区自治会連合会なども21年に要望書を提出している。

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