学生起業家の難波遥さん 常葉大菊川高でSDGs伝える

 菊川市の常葉大菊川高で8日、卒業生で持続可能な開発目標(SDGs)の普及活動などを行う会社「Hands UP(ハンズアップ)」代表の難波遥さん(22)=フェリス女学院大4年=の講演会が開かれた。1年生250人が聴講した。

SDGsについて講演する難波さん=菊川市の常葉大菊川高
SDGsについて講演する難波さん=菊川市の常葉大菊川高

 同校の総合的な探求の時間「みらい学」の一環。難波さんはフィリピン留学時に物乞いする男の子を見て、自分にできることをしようと学生団体を設立し、1年前に起業。自らに影響力を付けようとミスユニバーシティ日本大会に出場し、グランプリを受賞した。
 講演ではSDGsの各目標を若者向けにおしゃれなイラストで表現したことや、間伐材で割り箸を作ったプロジェクトを紹介した。生徒には「世界を成長させるために私たちが未来を作る必要がある」と同じ若者として訴えた。

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