「シラス丼」ぺろり 用宗産の釜揚げ堪能 静岡でわくわく給食

 静岡市は12日、市内の全公立小中学校に駿河区の用宗産の釜揚げシラスを使った「わくわく給食」を提供した。同区の長田南小では、児童らがご飯の上にシラスをのせて地元食材の味を楽しんだ。

ご飯の上にシラスをのせて「わくわく給食」を味わう児童=静岡市駿河区の長田南小(写真の一部を加工しています)
ご飯の上にシラスをのせて「わくわく給食」を味わう児童=静岡市駿河区の長田南小(写真の一部を加工しています)


 わくわく給食は、子どもたちに地元への愛着と誇りを持ってもらおうと市学校給食課が企画し、市内産の食材を使って学校給食で特別メニューを提供している。本年度は6回予定し、今回は2回目。
 特別メニューは釜揚げシラスと卵、刻みノリを自分でご飯にのせて食べる丼で、児童らは頬を緩ませながら口に運んだ。同校5年の竹下宗介君(11)は社会科見学で用宗漁港へ行ったことから「地元のシラスに興味を持っていた。食べることができてうれしかった」と満足そうに話した。
 (社会部・天羽桜子)

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