大洞若子城御城印 5種に刷新 朱雀など描き見栄え良く 浜松・佐久間
浜松市天竜区観光協会佐久間支部はこのほど、大洞若子城の御城印を刷新した。1種類から5種類に増やし、注目度の向上を図る狙い。担当者は「多くの人に知ってもらえるきっかけにしたい」と期待する。
同支部によると、大洞若子城は、高根城(水窪町)の支城として戦国時代の武田家の遠州侵攻で戦略拠点にしたとされている。新たな御城印は、縁起物とされる朱雀(すざく)、青龍、玄武、白虎を背景にそれぞれ描いた4種類の絵と、同城跡の下方に位置する鉄橋と鉄道の風景を描いた計5種類。浜松山里いきいき応援隊の鈴木千陽さんが製作に協力した。
5種類とも600枚ずつ用意しており、価格は1枚300円(税込み)。同支部の邑瀬三男事務局長は「見栄えがとても良くなった。愛好家にとってもうれしいと思う」と話した。御城印は同支部、同区佐久間町の理容店「ホリウチ」、五平餅のまるふく計3カ所で販売されている。
(水窪支局・大沢諒)