動植物など表現 立体刺しゅう並ぶ 湖西の神谷さん

 湖西市古見の刺しゅう愛好家神谷厚志さん(66)による初の作品展が30日まで、同市鷲津のふれあい交流館で開かれている。刺しゅうで形作った動植物など温かみのある約100点を展示している。

神谷さん(右)が手掛けた動物などの立体刺しゅう作品=湖西市鷲津のふれあい交流館
神谷さん(右)が手掛けた動物などの立体刺しゅう作品=湖西市鷲津のふれあい交流館

 63歳までシステムエンジニアとして働いてきた神谷さんは2年前、これまで全くなじみがなかった刺しゅうに挑戦。「作り出す楽しさがあり、作品に愛着が湧く」と立体刺しゅうにのめり込んだ。ワイヤで作った骨組みに包帯を巻き付けて形を決め、糸を縫い付けて模様を作り出す。
 会場には花や盆栽のほか、フラミンゴやツバメ、アオウミガメやカクレクマノミなど多彩な動物が並ぶ。カラフルな七福神は制作に3週間かけた力作で、神谷さんは「多くの人に見て楽しんでもらえたら」と話した。
 午前9時~午後9時。土曜休館。

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