児童生徒が会場彩り 10月、菊川でイベント「茶畑の中心で愛を叫ぶ」

 菊川市で10月に開かれる交流イベント「茶畑の中心で愛を叫ぶ」(菊川チャバチュー実行委、同市主催)に向けて18日、イベント会場を彩る作品を創作するジュニアアート教室が同市のプラザきくるで開かれた。常葉大菊川高美術・デザイン科の生徒と小学生70人が看板や絵、参加者に配る飾りを制作した。

イベントの看板に絵を描く小学生と高校生=菊川市のプラザきくる
イベントの看板に絵を描く小学生と高校生=菊川市のプラザきくる


 看板は縦1・8メートル、横3・6メートル。緑と青のペンキで茶畑と空を描き、手や指を使ってお茶の葉を表現した。アート教室のリーダーで、イベントにも参加する林良樹さん(16)は「巨大な絵をみんなで描くことができ楽しかった。当日は夢や目標を叫びたい」と話した。
 イベントは叫ぶ人だけでなく、菊川にちなんで「聞く側」の人も参加者に位置付ける。児童生徒は聞く側の人に付けてもらう猫やウサギの耳の形をしたカチューシャも作った。
 イベントは10月2日午前11時から、同市本所の菊川中央公園で行う。普段は言いにくい家族への愛や郷土への思いを広大な茶畑に向かって叫ぶことができる。参加無料。叫ぶ人と聞く人の両方を募集している。
 問い合わせは同市営業戦略課<電0537(35)0924>へ。
 (掛川支局・伊藤さくら)

 

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