タレメンチカツ「菊川の名物に」 考案の小笠高生PR 甘いしょうゆ味、地元茶入り

 菊川市の小笠高は23日、地元農産物などの販売会「小さな収穫祭」を同市役所庁舎東館プラザきくるで開いた。菊川の名物になることを目指し、同校と市が協力してレシピ開発した、菊川茶を使った「タレメンチカツ」を来場者にPRした。

菊川茶が入ったタレメンチカツをPRする生徒=菊川市のプラザきくる
菊川茶が入ったタレメンチカツをPRする生徒=菊川市のプラザきくる

 メンチカツにソースではなく、甘いしょうゆ味のたれをかける地元の食文化をアピールしようと開発した。健康を意識して、豚肉に菊川茶を合わせ、油で揚げずにオーブンで焼いた。宮城桃花さん(17)は「たれが甘いのでどの世代も食べられると思う。菊川のご当地グルメにしたい」と話した。
 収穫祭ではこのほか、ニンニクやミニトマト、お茶の実の油を使ったせっけん、草笛共同作業所のパンを販売。フードバンクの受け付けも行った。10月、11月、来年1月にも開催する予定。

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