全国春夏連覇喜び報告 ボート競技、高橋さん(浜松北高)

 愛媛県で開催された今夏の全国高校総体(インターハイ)ボート競技女子シングルスカルで優勝した浜松北高(浜松市中区)の3年高橋莉子さんが26日、市役所に山名裕副市長を訪ね、今春の全国高校選抜に続く“春夏連覇”の喜びを報告した。

山名副市長(左)に春夏連覇の喜びを報告する高橋さん(中央)=浜松市役所
山名副市長(左)に春夏連覇の喜びを報告する高橋さん(中央)=浜松市役所

 高橋さんは決勝までの3レースをいずれもトップで通過。決勝は先行しながら一時は逆転されたが、ゴール寸前で並び、100分の4秒差の4分24秒78で頂点に立った。インターハイボート競技での優勝は同校で初めて。
 萩原康治監督と訪れた高橋さんは「準決勝を乗り越えて決勝のレースにつながった。春夏連覇できて良かった」と大会を振り返った。ともにインターハイに出場した同校男子かじ付きクオドルプルのメンバーにも触れ、「1人ならば、このような結果にはならなかった。モチベーションを上げ、成長させてくれた」と感謝の言葉を述べた。
 山名副市長は「激闘の末の優勝。部内で切磋琢磨(せっさたくま)し、素晴らしい結果につながった」とたたえ、10月に栃木県で開催される国民体育大会を含めた“3冠”にも期待を寄せた。

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