断水被害で緊急要望 静岡市に自民党清水支部、共産党市議団も

 自民党静岡市清水支部(大村一雄支部長)と共産党静岡市議団(内田隆典団長)は26日、台風15号による静岡市清水区の断水に関し、市に対してそれぞれ緊急の申し入れを行った。

田辺市長に要望書を提出する自民党静岡市清水支部=同市清水区
田辺市長に要望書を提出する自民党静岡市清水支部=同市清水区

 同支部は市有度生涯学習交流館(同区)で田辺信宏市長に要望書を提出。国や県、民間の力を活用した給水活動の拡充▽道路などインフラ設備の早期復旧▽地域の掲示板などを活用した紙での広報や同報無線での情報提供▽高齢者や障害者ら社会的弱者の水確保への配慮を求めた。大村支部長は「清水区民から切実な要望の声が多く届いている」と訴えた。
 共産党市議団は市役所で学校や公民館、公園などへの仮設トイレや風呂施設の設置、備蓄の簡易トイレの有効活用などを求める申し入れ書を岡山卓史市長公室長に手渡した。内田団長は「さまざま課題はあるが、水問題は特に深刻」と述べた。
 (社会部・天羽桜子)

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