安全に道路渡ろう 磐田でイベント 疑似体験、交通ルール学ぶ

 秋の全国交通安全運動に合わせて磐田市や磐田署などは28日、重点地区に指定されている豊田東地区と協力し、交通安全体験型イベントを同市高見丘のららぽーと磐田で実施した。高齢者や親子連れが楽しみながら交通ルールを学んだ。

道路横断を疑似体験する参加者=磐田市高見丘のららぽーと磐田
道路横断を疑似体験する参加者=磐田市高見丘のららぽーと磐田

 参加者は特殊ゴーグルをそれぞれ着用し、飲酒状態を疑似体験したほか、道路横断を疑似体験できる装置を使い、安全な道路の横断方法を確認した。
 参加した会社員池ケ谷晋悟さん(30)は「飲酒疑似体験は思っていた以上にまっすぐ歩けなかった。飲酒運転の危険性を感じることができた」と話した。
 同署交通課の伊藤政芳警部補は「横断中の歩行者の事故が増加している。体験を通じて安全意識を高めてほしい」と話した。

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