大河・家康で市内周遊促進 スタンプラリーやモデルコース紹介 浜松市議会

 鈴木秀司観光・ブランド振興担当部長は、来年の大河ドラマ「どうする家康」の放送に合わせ、徳川家康ゆかりの地などを巡るデジタルスタンプラリーの開催やモデルコースの紹介などを行い、観光客の市内周遊を促進する考えを示した。北野谷氏に答えた。

浜松市役所
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 デジタルスタンプラリーは、古地図をイメージしたデジタルイラストマップと位置情報を活用し、ドラマの進行に合わせて実施する計画。モデルコースやバスツアーもSNSなどで紹介するほか、沿線に多くのゆかりの地やアニメ・漫画のモデル地がある天竜浜名湖鉄道と連携した周遊策も進める。
 中区の元城小跡地に整備する大河ドラマ館は他都市の同様施設と差別化を図るため、三方ケ原の戦いなどに着目した浜松ならではの展示にする。全国ゆかりの地との連携イベントも開催する予定。
 鈴木部長は「デジタルも活用して観光客に市の情報を継続的に提供し、市への再訪を促していく」と述べた。

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