スマートシティ推進へ 焼津市 検討会初会合

 焼津市は28日、官民のデータを蓄積した基盤を構築することで市民向けのサービスを展開する「スマートシティ推進事業」の検討会初会合を市役所で開いた。会長に福与直己副市長を選び、事業実施体制や本年度のスケジュールについて決めた。

スマートシティ推進検討会初会合であいさつする福与副市長(中央奥)=焼津市役所
スマートシティ推進検討会初会合であいさつする福与副市長(中央奥)=焼津市役所

 検討会には焼津商工会議所、大井川商工会、市観光協会、NTT西日本静岡支店など関係団体が参加。2月をめどに、産業・観光と防災の2分野でデータを活用した市民向けサービスを開始する計画が示された。具体的な事業内容については、三つのワーキンググループで検討していく。
 その後、NTT西日本の担当者がスマートシティをテーマに講演した。国内外の先進事例に触れながら、「官民だけではなく市民をいかに巻き込むかが大きな鍵」と強調した。

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