子どもに元気を 掛川の駄菓子屋 1日午後、清水区へ

 掛川市城下の駄菓子屋「横さんち」が1日、台風15号で被災した静岡市清水区で駄菓子を配る。子どもたちに笑顔になってもらえるよう500人分を用意した。

駄菓子や水を車に積む従業員と横山さん(右から2人目)=掛川市城下
駄菓子や水を車に積む従業員と横山さん(右から2人目)=掛川市城下

 29日夕方、横さんちの従業員がハイエースに飲料水やジュース、駄菓子など約100箱を積んだ。車いすで生活する店主の横山博則さん(62)は「足に障害がある清水の知人は断水の影響でトイレに困っていた」と心配した上で、「まだまだ大変だと思うが負けないで早く復興してほしい。当日はたくさんの子どもたちに来てもらえたら」と話した。
 駄菓子は1日午後2時から、横山さんら4人が庵原生涯学習交流館の駐車場で配る予定。駐車場が狭いため、徒歩や自転車での来場を呼びかけている。

 

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