J1磐田選手が復旧ボランティア 磐田・豊岡地区で泥かき出し

 サッカーJリーグ1部(J1)ジュビロ磐田は30日、台風15号で浸水などの被害が出た磐田市北部の豊岡地区で災害復旧のためボランティア活動を行った。選手有志とスタッフ合わせて約50人が駆け付け、市立豊岡北小周辺の通学路に堆積した泥を清掃した。

ボランティア作業に取り組むジュビロ磐田の選手たち=磐田市豊岡地区
ボランティア作業に取り組むジュビロ磐田の選手たち=磐田市豊岡地区

 浜松市出身の山田大記選手(33)=藤枝東高出=が中心となって呼びかけ、ベテランの遠藤保仁選手(42)ら主力も含めて練習を終えた選手約20人が参加した。スコップや一輪車を手にして道路に積もった泥をかき出した後、水で洗い流した。
 浜松市出身の伊藤槙人選手(29)=浜名高出=は「少しでも困っている人の助けになれば」と参加。山田選手は「人の手を動かさないと生活を取り戻すことはできない」と被災者に寄り添う考えを示した。

 

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